打ち放し

鉄筋コンクリートの建物において、仕上げ材をほどこさない仕上げ。
コンクリートの型枠を取り外したままの状態にしておく、コンクリートがむき出しの状態で、デザインを重視する建築にしばしば用いられる。
型枠の材質によって表面の風合いが変わる。
年数がたつとひび割れしたり、変色、雨だれによる汚れが発生したりするので、これをできるだけ避けるためには、材質選びや工程、そしてメンテナンスに配慮が必要。

内部が鉄筋でできているため、鉄筋が錆びて膨張することに起こる爆裂という劣化現象を引き起こす。
コンクリ流し込みの型枠をとる際に用いられるコンパネをとめるためのセパレータという金具の先につける樹脂製のピーコン(プラスチックコーン)と呼ばれる部材の跡である丸い穴の部分もその爆裂現象を起こしやすい。

関連画像

打ちっ放し

打ちっ放しの擁壁。

打ちっ放し(塗装後)

風合いを活かした形で、塗装を施すこともある。

劣化の症状
爆裂

爆裂現象を起こして、鉄骨まわりのコンクリートが崩れ、鉄部がむき出しになってしまっている。

爆裂補修後

左官屋による補修後

ピーコン

ピーコン部分にサビが発生し、爆裂現象を引き起こしたため、表面を覆っていたコンクリートが崩れてむき出しになっている。

ピーコン

ちゃんと処置をして、塗装をした後。

爆裂について詳しくはこちら

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