シーリング

外壁塗装工事などにおいて、壁の目地の部分や窓枠の隙間などに、防水目的や機密性の確保のために補填剤を注入する。
一般的にこの工事のことを「シーリング工事」又は「シーリング」といい、補填剤を「コーキング材」という。
塗装工事においては、ボードを張り合わせたようなタイプの「サイディング外壁」の目地の部分によく行われる。
それ以外にも窓回りの部分や、モルタル外壁に見られるクラック(ヒビ)の補修にシーリングが行われることもある。
塗装工事においては、「コーキング」と「シーリング」と同じ意味合いで使われる。

関連画像

コーキング材

ノンブリード2液タイプのコーキング材

シーリング注入

コーキング材を注入する目地シーリング工事です。

2液型シーリングの流れ
コーキングの流れ

古いシーリングにカッターで切れ目を入れる

コーキングの流れ

古いシーリングをラジオペンチで取り除いていく

コーキングの流れ

しつこくこびりついているシーリングの残りカスもきっちりと取り除く

コーキングの流れ

コーキング材が壁につかないよう、養生をする

コーキングの流れ

このような感じで養生をする。
コーキング材を注入したら、固まる前に剥がすのがポイント!

コーキングの流れ

コーキング材がしっかりとくっつくよう、プライマー(接着剤)を塗る

コーキングの流れ

コーキング材にトナーを入れ着色する

コーキングの流れ

硬化剤を入れる

コーキングの流れ

しっかりと15分くらい攪拌(かき混ぜる)する。
混ぜが足りないと、硬化不良を起こすこともあるので要注意!

コーキングの流れ

2液形のコーキングガンに詰めて、目地に注入していく

コーキングの流れ

このようにたっぷりと注入できる

コーキングの流れ

たっぷりと注入したコーキング材を、ヘラでならしていく。
ならしていくこと、しっかりと目地の隅々まで隙間なくコーキング材が詰まる。

劣化の症状
シーリングの劣化

シーリングの上の塗膜がはがれています。

シーリングの劣化

シーリングが劣化してクラック(ひび割れ)を起こしています。

シーリングの劣化

元々は目地にびっしりと詰まっていたシーリングですが、劣化して痩せてしまっています。

シーリングの劣化

こちらはブリードという症状を起こしてしまっています。

ブリードについて詳しくはこちら

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